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8月19日にWordPress4.3がリリースされました。
これはメジャーアップデートとなり、新しい機能の追加などが多く含まれています。
今日は、その機能の紹介を少ししたいと思います。
サイトアイコン
サイトアイコンとは、ファビコンのことをいいます。
ブラウザのタブに表示される、サイトごとに異なるあのアイコンです。
これまでは、ファビコンをつけたいときには別途プラグインをインストールして対応する他ありませんでした。
しかし、ついに標準機能として搭載されました!
設定方法
管理画面の左サイドのメニュー [ 外観 ] -> [ カスタマイズ ] と進みます。
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出てきたメニューから「サイト基本情報」を選択し、その中にある「ファイルを選択」ボタンをクリックすると、メディアライブラリが開きます。
メディアライブラリから画像を選択すると、それがファビコンとして適用されます。
ちなみに、推奨サイズは512px × 512pxです。
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複雑なパスワード
WordPressをインストールした際、初期設定時に自動的に複雑なパスワードが生成されるようになりました。
ユーザーを追加する際も同様に複雑なパスワードが自動生成されます。
ただ、以前はチェックを外すとアカウント発行通知メールを送信しないようにできたのですが、
今回からはそれがなくなってしまったようです。
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プレビューしながらメニューの設定
これまで[ 外観 ] -> [ メニュー ] で行っていたメニューの設定が、 [ 外観 ] -> [ カスタマイズ ] でもできるようになり、プレビューしながらの設定が可能になりました。
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マークダウンのような記法が可能に
書式ショートカットの機能により、「*(アスタリスク)」はリストを、「#(シャープ)」は見出しを作るのに使えるようになりました。
その他、地味な変更
記事タイトル入力でエンターを押したら…
記事タイトルを入力後、勢い余ってエンターキーを余分に押してしまうことはありませんか?
それでタイトルだけで本文のない記事が公開される…ということのないように、
記事タイトルだけが入力されている場合、「公開」ボタンを押してもデフォルトでは「下書き」状態になります。
さいごに
今回、目立ったアップデートは(個人的に)ファビコン機能の標準化と複雑なパスワードの自動生成機能です。
パスワードはこれまでパスワードジェネレータなどで複雑なパスワードを発行して作っていたのですが、その必要がなくなりました。
ただ、少しバグがあり、ブラウザとの相性によっては管理画面のメニューの表示が崩れるとか、
サーバのメモリの消費量が異様に高くなるといった現象が発生しています。
これに関しては、次のアップデートで解消されるようです。
また、今回はメジャーアップデートということもあり、これまで使えていたプラグインが、WordPressのアップデートとともに使えなくなるといったことも出てきています。
アップデートの際には、バックアップと正式な手順でのアップグレードを必ず行いましょう。